キャンプで飲まずにどこで飲む? クーラー編

クーラーボックス購入歴は相当に長い。
フィルムを使用して撮影をしていたころ、夏場の撮影には欠かすことのできない存在だったからだ。
感材メーカーから貰うソフトクーラーボックスなんかも数えたら、
30個以上は使ってきた。
ここ数年、ず〜っと愛用してきたクーラーボックスと言えば、
シアトルスポーツのフロストパックである。
ソフトクーラーゆえ、折りたたむことができる利便性はさることながら、
その性能が凄い!
と、言われてきて・・・
そのまま信じ続けて数年間、使ってきた。
19オンスビニールを使用して、内部には特殊アルミ断熱材。
主な輸入元のフィールズブランド(僕もここで購入)の説明はこうだ。

シアトルスポーツ社は1983年以来、パドリング・キャンピング・アウトドアで使われる商品
を先駆的な溶着技術などで商品化し、そのラインナップは防水機能をはじめ、とても機能的で
クォリティーが高く、Frost Pakをその新しい精密機器の収納に採用しました。
かつてアラスカのパイロットは貴重な生活物資をこのFrost Pakで運びました

たしかに、かれこれ4年は使っているが、ビクともしない。未だに健在である。
しかし・・・
今回、夏場のキャンプ場で二泊。
この状況には対応できないことがわかった。
二日目となると、さすがに保冷剤が溶けた。

フロストパックでも、ハードクーラーには勝ち目は無いのである。
そこで以前から狙っていたコールマンのステンレスタイプ。
51リットルのスチールベルトクーラーを買うことにした。
が・・・
待て待て!
こんなでかいもの、車に乗るのか??
乗らないだろ〜〜〜
でもだ!
フロストパックの38リットルと22リットルがパンパンになるほど持っていったのだから、このくらいは必要なんだ。
それじゃ、大きさはあきらめるとして、
保冷能力をもう一度、確認!
コールマンの保冷力分類が三種類に分かれているのをご存知だろうか?
アルティメイトエクストリーム(5〜7.5日)、エクストリーム(4〜6日)、ポリライト(3日)なんだそうである。
最上位のアルティメイトエクストリームは一週間近く、持つというから驚きだ。
狙っていた格好いい「スチールベルトクーラー」には残念ながら、そのスペックの表示が無い。断面図を見る限りでは最下位のポリライトにプラスアルファくらいなものだろう。
したがって、保冷力の面で、スチールベルトクーラーは却下。
それでは最上位のアルティメイトエクストリームを選ぶのか??
これがまた難あり!
一番小さいタイプでも80センチ×39センチ×43センチもある。しかも色はグリーンのみ。
新宿のSRCで現物の馬鹿でかさを見て、一発であきらめていたはずなのに・・
色の選択肢がこれしかないなんて・・・
でもな〜〜
一週間も持つんだってよ、保冷力が!
ほかの遊具をあきらめたって、高性能なクーラーのほうが良いのでは???
ビール、うまいよ〜〜〜
そんな自問自答をしつつ・・・
楽天でポチリ。
55リットルサイズのキャスター無しタイプを買ってしまった。
キャスター付きだと、外寸がさほど変わらないのに、容量が8リットルも減ってしまうから、この選択は賢明だと思う。
そして、我が家に宅配で到着。
[rakuten:esports:10137498:detail]
が〜ん!
でかい!
いやいや、店で見た時の印象以上にでかい。
これは家具を買う際の失敗例と同じだ。
店で見るのと、自宅で見るのは大違いってやつだ。
こりゃ、冷蔵庫でしょ!
正直言って、顔が青ざめた。
カミサンは(・。・;(・。・)
息子は・・・
中に入った(^_^;)
次回のキャンプで車に積み込むのが怖い。
もちろん恐ろしくて、今、試す気にもならない。
それでも、試した保冷力。
これは凄かった。
氷点下保冷剤ではなく、普通の保冷剤を4個放り込んだだけで、すぐに中は冷え、
しかも、翌日になっても殆ど溶けていない。
凄い。
いや、ほんとに凄い。
もちろん、炎天下で何度も開け閉めを繰り返せば、その能力はもっと落ちるに違いない。でも、氷点下を何個もぶち込めば、絶対、期待に応えてくれるはず。
そうでなければ、このでかさが泣く。

ギンギンに冷えたビールが何本呑めることやら(^^)
早く、このクーラーでキャンプに行きたい!!

【備考】このクーラー、内側を見ると、仕切り板が入ったり、小分けのボックスが載せられたりできそうな溝が作ってある。でも、付属品として付いてこないし、オプションとしてラインナップもされていない。輸入物なら入手できるかもとの噂を聞いたが、いかに??自作で仕切りを作るしかなさそうである。