焙煎箱(ばいせんばこ)について

焙煎狂高山珈琲院研究所の焙煎箱

焙煎狂高山珈琲院研究所オリジナルの焙煎箱についての問い合わせがありましたので、
過去のブログより、再掲載しておきます。
ご興味のある方はぜひ!


オリジナル珈琲焙煎箱(バイセンバコ)デビュー!


僕の本Siteでもお馴染みの「焙煎狂高山珈琲院研究所」は
オリジナルの珈琲焙煎箱
(バイセンバコと読みますが、賽銭箱ではありません)を作りました。
キッチンのガスコンロを使用して焙煎をしますと、
そのチャフでキッチンは凄まじいことになります。
そこらじゅうがチャフだらけ。
そのため、当研究所ではテラスで焙煎ができるようにと、
ガス栓を焙煎用にひいてあります。
しかし、外でガスコンロを仕様する場合、
問題がありました。
コンロ周辺に熱がこもらず、思うように焙煎ができないのです。
しかも、暗くなってくると焼き目もよく見えず・・
そこで発案したのが、この装置。
焙煎網がほどよく動かせる空間を確保。
熱のこもり具合を調整できるように、上は開放。
適当なサイズの天板を前後させることで、
排煙、及び温度調整ができます。
そして、背後からはバックライトで照明がつくようにし、
夜間でも焙煎可能。
極めつけは手前の横棒。
この棒をつけることにより、焙煎網の握り部分を支えることができ、
右腕にかかる負担を軽減できます。
すべりを良くするなら、「家具すべーる」などのシールを貼れば完璧でしょう。
通常ですと、サンダーをかけて、塗装仕上げをするのですが、
熱を考慮し、塗装済みの桐材を使用して作りました。
内側にはガスコンロ用のアルミ板を二分して、画鋲張り。
バックライト穴のカバーはクリアファイル。
電球は高熱を発する白熱灯を避け、蛍光ランプにしました。
移動が楽なキャスター付き。
今回のサイズは手持ちの旧式ガスコンロを仕組むサイズですが、
携帯コンロが入るサイズで仕上げれば、ガス栓対策も不要です。
焙煎で苦労されている方、挑戦してみてはいかがですか??
これにて家内安泰。カミサンにっこり間違いなしです。

【珈琲焙煎箱】
発案・焙煎狂高山珈琲院研究所・所長/高山浩数
製作・焙煎狂高山珈琲院研究所・所長/高山浩数
製作日・2006.12/3
材料費・約15,000円
製作時間・数時間
道具・電動ノコギリ、ジグソー、サンダー、電動ドライバー、カッター、
材料・桐集成材450×1800、450×900、木ねじ、電球ソケット、蛍光ランプ、
クリアーファイル×1、キッチン用アルミ防御壁、ガスコンロ、
ガスコンロ用延長ホース、コード止め金具、画鋲、