みらじゅんマガジンVol.3/フィギュ和

みうらじゅんさんには、
いっつも、いっつも・・・
お世話になりっぱなしのおいらだが・・・
またまた、すげ〜〜本が出た!!!
今年の夏においらが撮ったみうらさんのコレクションの数々。
題して「フィギュ和」
これはフィギュアのおけつを和物ってことで、もじったみうらさんの造語。
今まで、おいらはいやげものとか、甘えた坊主とか、いろんなものを撮らせてもらってきたが、今回のこの本は今までで一番素晴らしい〜〜〜〜


大人のおままごと なんせ!
グッとくる日本だぜ!
撮影当初は、コレクションたちを、切り抜き用に正面から撮る予定だったので、
そんなセッティングで撮り始めたんだが、撮っているうちに、
アドレナリンがピュッ、ピュッと出始めたんだな。
こんな田舎の人形たちだが、近付いてみると、
じつはすげ〜美人だったりして、グッときた。
そんなら、もっと寄って、寄って、魅力的に可愛く撮ってやろうじゃん!
こうなったら、おっさんは止まらない!
ちゃんとした物撮りのことなんか忘れて、お人形のグラビア撮影じゃ〜〜〜
しばらく熱く撮り終えたころ、みうらさんがPCのモニターを見て、喜んだ。
「原色美女図鑑みたいやん!」
この瞬間から、この本のデザイン趣旨が変更になった。
いい本ができる瞬間だ。
その後の追加撮影でも、同様の撮り方で、撮影終了。
そして、昨日、この見本が届いて、ぶっ飛んだ!!
すげ〜デザイン!
こんなにいかしたデザインをしてくれたなら、カメラマン冥利につきる!
ブックデザインの勉強にもなると思うので、ぜひぜひ見てちょ!!
内容は、みうらじゅんさん執筆なので、おもろくないはずがない。
抱腹絶倒!間違いなしだ。
ただし!!!
みうらじゅんワールドにはまったら、抜けられないことになるので、
その点は要注意だぞ。

そうそう・・・
蛇足だが、版元の白夜書房の書評 には、こんなことが書かれている。
おいらのことを、冗談半分で「巨匠!」とか呼ぶ関係者がいるが、
奇才と呼ばれたのは初めてなので、妙に嬉しいぞ!

《vol.1は「フォークの神様」ボブ・ディラン。vol.2が「仏像ロック」。
そして、vol.3は「日本」!(大きく出た)。
みうらじゅんが全都道府県を行脚して蒐集した100点以上にわたる「フィギュ和」を、
奇才・高山浩数が特写。
他にもゆるキャラ、鍾乳洞、AMAなど、「ドチャックな和テイスト」を一冊に永久保存した「バツグンな日本ガイド」。》

みうらじゅんマガジンVol.3/フィギュ和】
白夜書房刊/¥2,000/発売日・12/15
編集人・みうらじゅん
撮影・高山浩数
編集・樋口毅宏、小島研一
AD・伊藤信久
デザイン・鈴木妙子
編集協力・臼井良子








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